虚木零児の仮説置き場

虚木零児が他人の行動に仮説を立てるブログ

人間はボットじゃないが、ボット行動するときもある話

虚木零児です。

月曜日のたわわの広告掲載に端を発した問題が、胸の大きな女性向けの衣服ブランドの社長にケチがつけられるにまで至りましたね。

まあ、現時点での女性権利運動は「性を感じてはならない」っていうキリスト教的教義と親和性が高く、原理主義的な方向に傾倒しつつあるのは、以前からお話していた通りですので、こういう先進的価値観が批判にさらされるのは、何ら不思議なことはないと思います。

もちろん、それが彼女に対する悪口雑言をぶつけることをなんら正当化しないという話をしつつ、もともとは自分を律する教義だったものが、他人を罰する規律になるのかについて考察します。

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俺バカだからよー、難しい話はわかんねえんだけどよー

虚木零児です。

eスポーツに新風登場、今まで頭を悩ませてきた賭博判定を受けない新しいスキームでこれからの大会運営は大きく変わる!

的なリリースが出てるという話だったので見に行ったんですよ。

www.rbbtoday.com

見ました?

まあ、正直、素人目にもすげえ胡散臭えじゃんってシロモノだったので、絶対にネタにしてやろうって思いながらも、記事としてまとめる時間も気力がなかったんで、後日やろうと放置してしまいました。

で、今日、時間が作れたのでやるかーと思ってアクセスしたんですが……あれ?

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人の見方とレイヤーとアカデミーの話

虚木零児です。

皆さん、コンピュータ使ってますか?

……愚問でしたね。このブログを見てる人が広義の意味でコンピュータを使ってないなんてことは有りえません。デスクトップパソコンなのか、ラップトップパソコンなのか、それともスマホなのか、タブレットなのかという端末の問題はあれど、ネットワーク機能を持ったコンピュータを使ってアクセス頂いていることでしょう。ありがとうございます。ありがとうございます。

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映画見なくても制作陣が十分面白い

虚木零児です。映画は基本的に見ません。

アルフレッド・ヒッチコック。映画史に多大な影響を与えたとされ、関連する書籍もとてつもなく多い。……らしい。

門外漢の僕でも名前を聞いたことがある位なので映画オタクの間ではかなり有名な人なのでしょう。影響を受けた人も少なくない偉人であり、最も影響力のある映画監督の一人に数えられることもあるのだとか。

だから、映画業界からこういった引用が出るのも仕方のないことなのでしょう。

www.oricon.co.jp

ヒッチコック監督が、演出に対する不満をぶつけてくるイングリット・バーグマンに言った言葉が好きです。「たかが映画じゃないか」

はぁ……。

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綺麗事だけ言ってても政治も生活も回んないっていう話

虚木零児です。

ロシアとウクライナの間で本格的に戦争になりました。比喩とか、茶化しとかそういうの抜きでマジモンの戦争です。シャレになっているか、いないかで言えば、全くなっていません。止められるものなら止めてほしい。

今にして思えば、僕が昭和の終わり頃に生まれてから、これまでの間、戦争と言われるような出来事は何度かありましたが、国家元首が訳のわからない理屈を並べ立て、国際連盟から非難を喰らいながらも、堂々と開戦に至ったというのは初めてのことだと思います。確かに9.11とかの大事件はあったものの、概ね我々は平和な世界に生きていました。テロリズム、テロリストたちさえおとなしくしていれば、世は事もなしって雰囲気だった点は否めないと思うんですよね。

だからこそ、我々が非武装で侵略を否定することで我々は戦争と無縁でいられるんだという言説が、バカにされながらも生き延びられた訳です。ウクライナが非人道的な攻撃を行った訳でもないし、侵略のための準備を進めていた訳でもないのに、攻め込まれた今、非武装で侵略しませんというポーズがどれほど役に立つのかは未知数です。

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光が多いところでは影も強くなる

虚木零児です。

実は以前からブログの記事にしようと思って、考えていたことがあるんですよ。ただ、なかなかまとまらないので、書き始められずにいました。こう、頭の中でモヤモヤとした思考はあるんだけど、一つの理論として言葉にはなっていない。そんな状況がしばらく続いていました。

そんなとき、急にこんなTweetが飛び込んできた訳ですよ。

この言葉を見て、何かが急に降りてきました。同時に曖昧だった何かが急に言葉をまとい始めたような錯覚を覚えました。

神が言っているのだ。お前はここで書く定めだったのだと。

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サイゼリヤ好きな人には申し訳ないことだが、めちゃくちゃ嫌っている人間は実際いる

虚木零児です。

今回のサイゼリヤ騒動、新社会人という体裁の火消し記事が出てきて笑ってしまいました。素晴らしい判断だと思いますよ、ババァの古ぼけた価値観に対するカウンターには若いやつを持ってくるしかないですから。架空の新社会人にせよ、実在する新社会人にせよ、焼け死んでも何ら惜しくないですからね。

news.careerconnection.jp

サイゼリヤ事件はこれからも繰り返され続けるであろうと考えるに足る理由がしっかりと書かれています。

このテの人間はサイゼリヤで喜ぶことを期待されている」ことに居心地の悪さを覚えることができても、「店のチョイスにケチを付けて、喜ばせることを押し付けていた」ことにバツの悪さを覚えることはないんですかね。

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